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Alpine の pacman パッケージに PR を投げました

April 06, 2020

Alpine には pacman というパッケージがあり、名前の通り ArchLinux の パッケージマネージャなのですが、依存関係が不足していたのでパッチを 送りました。

makepkgpacman-key などは単純な bash スクリプトになっています。 しかし、Alpine の標準状態では sh のみがインストールされていて、 bash は入っていません。また、 pacman パッケージの依存関係にも bash が入っていませんでした。そのため、明示的に bash をインストール しないと、それらのスクリプトが実行できませんでした。

そこで、まず issue を立てて PR (Alpine は GitLab を使っているため 正確には MR) を投げていいかどうか確認しました。 いきなり PR を投げても問題はないと思いますが、一般的にはまず issue を立てて問題を提示してから、PR でそれを解決するような形に するのが適切かと思っています。

issue を作成したところ、いつも pacman パッケージの更新をしている 方に親切に慣習を教えていただき、すぐにマージしていただけました。

Alpine Linux に貢献するのは初めてでしたが、私のコミュニティに対する 第一印象はすごくよかったです。見習いたいところですね。