Dockerの最新版をCentOSにインストールしてみました
March 06, 2020
CentOS のパッケージは、普段使っている ArchLinux に比べるとかなり古いです。 しかし、 epel などのレポジトリを使うことで、比較的新しいバージョンを使うことができます。
docker は CentOS 用のインストールマニュアル があるので、これに従えばよいです。
まず、既に docker がインストールされている場合は yum remove コマンドで削除します。
そして、 yum-utils device-mapper-persistent-data lvm2 パッケージをインストールします。
(手元の環境では全て最新版がインストールされていました。)
次に、 Docker CE のレポジトリを追加します。
yum-config-manager --add-repo https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo
あとは yum install docker-ce docker-ce-cli containerd.io を実行すれば最新版がインストールされます。
また、 docker-compose はこの状態で yum でインストールしようとすると古いバージョンが入るので、
pip を使ってインストールしてあげると最新版がインストールされます。
ただ、インストールが /usr/local/bin/ 以下になることがあり、 sudo 時の PATH に含まれていないことがあるので
注意が必要です。(とりあえずはフルパスで指定すると動きます。)
ArchLinux を使っていると pip も 3 が標準な気がしてしまいますが、他の disto では 3 の suffix がついているんですね。 そろそろ 2 系も EOL なので、 suffix なしの 3 系が標準になってほしいものです。